起業家インタビュー

2020.05.14

インタビュー

『ボードゲームで食っていきたい』山本 龍之介、起業のリアル

山本  龍之介(25)ー

株式会社 NEXERA CBO(Chef Boardgame Officer)
ボードゲームクリエイター

「ボードゲームで食っていきたい」という思いから
研修用ビジネスボードゲーム「Marketing Town」を
開発・運営する株式会社NEXERAを創業。

他にも、企業からの受託や、個人としてのボードゲーム制作も行う。

 

仕事について

ー 現在はどういったお仕事をされているのですか?

ボードゲームを軸に、「株式会社 NEXERAでのCBO」と「個人でのボードゲームクリエイター」の2つの仕事をしています。

 

ー まずは株式会社NEXERAでの、CBO(?)について聞かせてください!

株式会社NEXERAは、「マーケティングタウン」という企業研修用ボードゲームを使った研修事業を行っています。

そこで、僕はCBO(最高ボードゲーム責任者)として、ボードゲームにおける全権限を任されています。

実際は、COO(最高執行責任者)のポジションで、CEOの飛田が描いた方向性や指針を、実際にタスクに落としてメンバーと共にデザインしたり文章書いたりイベント開催したりなどをしています。

 

ー マーケティングタウンってどんなボードゲームなんですか?

マーケティングタウンとは、各プレイヤーが全員経営者となり、仮装の街で店舗経営を行っていくゲームです。このゲームは、プレーヤーの行動が自然に、マーケティングフレームワークである4Pや3Cに沿ったものになるように設計されています。

これまでの企業研修といえば、講義型が一般的でした。

しかし僕たちの研修では、講義によるインプットに加え、実際に手を動かしてその内容をアウトプットも行う研修なので、、「マーケティングってこういうことだったんだ」「会社経営について理解が深まった」というより深い学びを得ていただけています。

これにより、他のこれまでの講義型の研修に比べて、より効率的な学習を行うことができるようになっています。

 

ー マーケティングタウン、魅力的ですね!次に、個人での「ボードゲームクリエイター」について聞かせてください。

基本的にNEXERAの仕事が優先になっていますが、個人の「ボードゲームクリエイター」としても活動しています。

NEXERAによるビジネスゲーム以外のボードゲームの制作として、個人で企業とコラボしたり、受託したりして、ボードゲーム制作しています。例えば、TABIPPOとコラボして、旅に出たくなるボードゲームや、防災スタートアップ企業の防災ゲーム『INCASE』などを制作しています。

そして、個人としても「Who?」というボードゲームを今作っているところです。

 

ー 正真正銘のボードゲームクリエイターですね!今作成中の「Who?」ってどういうゲームなんですか?

正式名称は、コミュニティボードゲーム「Who?」です。

これは、イベントやコワーキングスペースなどの初めましての空間で、さくっと5分10分で仲良くなれるボードゲームです。

タイトル通り、自己紹介やアイスブレイクにもってこいのゲームです。

 

起業のきっかけ

ー 起業を考えるきっかけは何かありましたか?

起業のきっかけは「ボードゲームで食っていきたい」と思ったことです。

元々、学生時代からリーマンショックや信用経済などをテーマにボードゲームを作っていたので、それを仕事にしたいと考えたんです。

ただ、当時はそれで生活していく術を知りませんでした。

 

起業すると決めて一番はじめにしたこと

ー 起業を決めて一番はじめにされたことって覚えていますか?

まずは、色々な人に相談していました。

そこで出会ったのが、スタートアップカフェ大阪のコーディネーターの方でした。

その繋がりで共同創業した弊社CEOの飛田と出会うことができたんです。

 

僕がボードゲームで食っていきたいという旨を伝えると、「遊び道具としてのボードゲームではなく、企業研修用のボードゲームを作ったら仕事になるんじゃない?マーケティングとか」という話になりました。

この言葉から数ヶ月でマーケティングタウンを作り上げ、試運転を重ねてサービスを開始しました。

今の事業があるのは、スタートアップカフェ大阪のおかげと言っても過言ではないですね笑

 

スタカフェ大阪のいいところ

ー 山本さんは今でもちょくちょく来てくださっていますが、スタカフェ大阪のいいところって何だと思いますか?

世界観です。

空調やwifiがあることはもちろんですが、スタカフェに関わっている人の世界観が自分に合ったんですよね。

 

他のコワーキングに実際に関わってきて、白いテーブルが並んでいたりする淡白なところが多かったです。そのイメージは、僕がビジネス全体に抱いていたものでした。

 

だからこそ、スタカフェの人や空間にあるアットホームさが良いところだと思います。

そんなスタカフェだからこそ、集まってくる人も素敵な人が多いんだなと感じています。

 

今後の展望

ー 事業において、今後の展望を聞かせていただきたいです。

会社と個人を分けてお話しさせてください。

まず会社としては、「日本のビジネスパーソンの学び方の選択肢を増やす」ことです。

これまでの学習は、講義やeラーニング、やってもワークショップなどの淡白なものが多かったですが、僕たちは楽しみながら、でもしっかりと学べるボードゲーム学習という選択肢を増やします。

 

そのために、日本で一番大きい研修会社とパートナー講師契約を結ぶなどして、上から日本の学び方を変えていきたいと思っています。

座学は座学としていい部分があるので、それを取り換えるというよりかは、違う選択肢があることを社会に示す、というのが会社の展望です。

 

ー 山本さん個人としての今後の展望はどうでしょうか?

僕個人としては、メディアとしてのボードゲーム、表現手段としてのボードゲームを定着させたいです。

今のボードゲームは基本的に遊び道具です。もちろん僕もそれが好きで楽しんでいるんですが、それに情報をプラスできないかと考えています。

例えば、マーケティングの知識や旅の楽しさ、防災の難しさなどの+αの情報を表現するためのボードゲーム。

 

これまでの本書く、動画撮るに加えて、「何か伝えたい」と思った時に”ボードゲームを作って表現する”という概念を一般的にしたいです。

それを、僕たちは「メディアとしてのボードゲーム」と呼んでいます。

 

リアル裏トーク

ー すみません。スタートアップリアルお馴染みの質問で、みなさんが気になることをズケズケ聞いていきたいのですが、ぶっちゃけ事業に失敗しちゃったらどうします?

マーケティングタウンが失敗したとしたら、、自分で会社を作ると思います。

というのも、「ボードゲームを作って食っていく」ために、個人でやっているボードゲーム制作を会社します。

 

ただ、マーケティングタウンが失敗しても失敗しなくても自分で会社を作る予定はあるので、その時期が早まることになるだけですね。

 

これから起業する方へメッセージ

ー さいごに10代、20代でこれから起業を目指す人に向けて何か伝えたいことはありますか?

やりたいことをやるのが一番と僕は思っています。

なので、起業に捉われずに、やりたいことをやっていただけたらと思います。

色々考えた結果、本当に起業をしたいとなれば、スタカフェ大阪へいくのが良いかな笑

例えば、他にもNPO法人を作ったり、個人事業主としてやったり、大学にいったり、社会人になることがいいかもしれない。

とりあえず、闇雲に起業しようとするのではなく、自分がやりたいことを達成するために最適かどうかを考えるのが良いと思います。

 

ー 起業か大学か就職か、最初はどれが良いのかわからないと思います。そんな時はどうすれば良いんでしょう。

それは、自分で調べたり周りの人に聞いたりすることですね。

それこそ、スタカフェ大阪のような相談できる場所に行って、そのアイデアがビジネスになるか、つまり起業が最適なのかを判断するのが良いんじゃないでしょうか。

まずは「人に会って話を聞いてもらう」をするのが良いと思います!

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