多様な人をどう巻き込むか ~コミュニティ形成とプロジェクトの作り方~ | スタートアップカフェ大阪

イベントレポート

2019.05.06

多様な人をどう巻き込むか ~コミュニティ形成とプロジェクトの作り方~

高嶋 大介 さん

一般社団法人 INTO THE FABRIC 代表理事
100人カイギ Founder / 見届け人
富士通株式会社 マーケティング戦略本部 デザインシンカー

富士通株式会社にて、UX、デザイン・リサーチ等の軸に、企業や組織のビジョン経営や戦略のデザインを支援。

共創の場であるHAB-YUの設立・企画・運営に関わって経験を活かし、共創型人材の育成にも取り組む。

2017年に複業の会社公認を受け、一般社団法人INTO THE FABRICを設立する。

人と人がつながる場づくりを得意とし、コミュニティ創り・イベントの企画運営、人材育成などを行う。

ゆるいつながりがこれからの社会を変えると信じ、「100人カイギ」をはじめとした働く人に変化を促す活動を行っている。

今回は、そんな高嶋さんに多様な人の巻き込み方、プロジェクトの作り方などをテーマにお話して頂きました。

コミュニティとは何なのか?

最近、コミュニティという言葉をよく聞きますが、そもそも「コミュニティ」とは一体何なのでしょうか?

コミュニティは共同体、人々の集まり(集団)、地域社会、目的を共にし、自然発生した有機的な社会集団の事と定義されています。

しかし、私達が想像するコミュニティをこの定義に当てはめて考えると少し違和感がありますよね?

例えば、「本を読む」「本を借りる」という目的で図書館に人が集まり、各々の交流が無くともそれは「コミュニティ」と言えてしまうのです。

なので僕が思うコミュニティの定義は

・共通の目的がある
・フラットな関係で物事を一緒に考え、活動できる。

の2つだと思っています。

変化するコミュニティの在り方と価値


最近ではAirbnbやFacebook、オンラインサロンなどのコミュニティも登場しており、Facebookでは全世界で1日15億アクセス、Peatixでは毎週7,000以上のイベントが登録されています。

テクノロジーの進歩によってコミュニティの形も変わり、情報の伝達がしやすく、人も集めやすくなりました。

また、情報の信頼性においても変化が見られています。

近年はSNSなどで情報が溢れ返っており、大衆向けの情報を発信して広告宣伝をするマスメディアは信用されなくなってきています。

世の中の情報が信用できなくなってきたからこそ、信用できる「人(個人)」が発信する情報の価値が重要視される流れになってきています。

コミュニティを生む7つのポイント

ここで、100人カイギを運営する高嶋さんがコミュニティを運営する際に気をつけているポイントを7つ挙げて頂きました。

①3つのくれないを手放す

②つながりを次につないでいく

③コンセプトに魂を込める

④仲間を見つける

⑤応援者を育てる

⑥コミュニティを盛り上げる

⑦良いコミュニティとは

こちらの内容を高嶋さんに詳しくお話して頂きました。

詳しい内容が気になる方は是非、高嶋さんがお話してくださるイベントに足を運んでみてください!

最後に

コミュニティは「創るモノ」では無く「生まれるモノ」

このイベント中では所々でコミュニティを「創る」と表現していますが、正確には「結果的に生まれるモノ」だと思っています。

コミュニティを創ろうと思っても明日すぐにできるわけではありません。

半年や1年かけて、時間をかけて結果的にできるモノなのです。

コミュニティを楽しく運営する上ではイベントを開催してみる事をおすすめします。

僕がイベント好きなのもありますが、実際に会うと人柄が分かって安心しますし、信頼関係も生まれまれるので盛り上がりやすい印象があります。

そして、上記の7つのポイントを抑えて盛り上げていく。コミュニティは如何にして熱量を下げないか。これが本当に大事です。

ー 高嶋さんの活動は以下の記事(WORK MILL 様)からも確認できます!是非ご覧になってみてください!

「面白そう」からはじまる「ゆるいつながり」― 働く人をつなぐ100人カイギ

きっかけも目的も課題意識もバラバラなのに「一つ」になれる ― 100人カイギの不思議な力

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