起業コラム

WEB系

2020.09.07

そのSaas、本当に始めても大丈夫?Saasで失敗しないためのコツ

こんにちは!スタートアップカフェ大阪の小谷です。

近年ITの技術が成長してきていることもあり、以前よりもアイデアを形にしやすくなってきています。
それに伴って、誰もがサービスを作れる時代になってきました。

  • マッチングサービス
  • 業務管理ツール
  • SNS

などなど…
プログラミングの知識があれば、大抵のサービスは作ることができてしまいます。
それだけ「アイデア勝負の時代」になってきたともいえます。

しかし、逆に言うと誰でもアイデアを形にできてしまうが故に、
きちんとサービス設計をしないと使われないサービスになってしまいます。

今回は、Saasで失敗しないためのコツをお伝えしたいと思います。

Saas、Maas、Paasなどの◯aasとは?

最近良く見かけるSaasやMaas、Paasなどの◯aas。
aasはas a Serviceの略でして、日本語訳すると「サービスとして」という意味があります。
簡単に言うと、クラウドサービスとして提供する◯◯という意味なので、今までクラウドサービスとして展開していなかったサービスをクラウド化すれば◯aas(不特定多数のものが入るという意味の”X”を用いて、Xaas(ザース)とも呼びます)と言える、ともいえます。

では、Xaasは一体何種類あるんでしょうか?
答えは「数え切れない」…!
A〜Zまですべて存在するとも言われており、日本発のサービスですとZaas(Zangyo as a Service)もあるそうです笑

その中でもよく見かけるXaasを見てみましょう。

Maas … Mobility as a Service
各公共交通機関がクラウド化されることで、アプリ一つで乗り降り自由なサービスのことを指します。フィンランドで実用化されています。

Paas … Platform as a Service
プラットフォームをクラウド上に用意してくれるサービスで、代表例としてはAWS(Amazon Web Service)、GCP(Google Cloud Platform)、Windows Azureなどがあります。アプリケーションソフトを動かすためのデータベースや環境が提供されているので、サービス開発が容易になりました。

Gaas … Gaming as a Service
クラウド上でゲームすることができるサービスで、Apple ArcadeやGoogleのStadiaなどが上げられます。クラウド上のコンピュータで稼働するため、ゲームするためのハイスペックマシンを用意する必要がない点が大きなメリットです。

そもそもSaasとは?

SaasとはSoftware as a Serviceの略で、いわゆるクラウドサービスのことを指します。
近年急激にSaasが増えてきたことで認知度が高まり、様々なサービスが開発されています。

Saasが普及するまではCD-ROMやDVDで販売されているパッケージソフトが主流でした。
買い切りなので一度お金を出せば永遠に使えるというメリットがあります。
しかし反対に言うと、いつまで経っても買った当時の状態なので、新機能が追加されることもありません。

Saasはほとんどが月額費用を払い続けないと利用できません。
その代わり、常に新しい機能が追加し続けるというのがSaasの特徴です。
無料体験期間や途中で解約できるサービスもあるので、ユーザー側からすると気軽に使ってみることができます。

なぜSaasで失敗するのか?

開発者目線で考えると、Saasはパッケージソフトに比べて月額費用を徴収できるという最大のメリットがあります。
定期的な収入はサービスを持続させやすくなりますし、利用者が増えれば増えるほど利益も大きくなります。

その一方でSaasを作ったけれども失敗してしまった例はごまんとあります。
なぜ失敗してしまったのか、理由を見てみましょう。

魅力的なサービスではなかったのですぐに解約した

開発者目線でSaasの一番怖いところは、ユーザーが満足するサービスでないと判断すれば解約されるリスクがあるという点です。

パッケージソフトの買い切り料金に比べて、Saasは毎月の利用料を下げるのが通常です。
例えば240万円相当のパッケージソフトをSaasに置き換えると10万/月で使用できる、といった感じでしょうか。
上記の例で言うと2年以上Saasを契約してもらわないと採算が合わないわけですが、
ユーザーが満足するサービスでないと判断した場合、2年以下で解約されてしまうリスクがあります。

Saasで15年以上成長させるためには、解約率を10%以下に抑えないといけないというデータもあります。

更に注意しておかないといけないのが、一旦解約したユーザーはほとんどの場合戻らないということ。
よほど魅力的なサービスを打ち出さない限りは、一度逃した顧客を取り戻すことはできないでしょう。

そもそも市場のニーズに合っていなかった

これはよくある原因の一つと言われます。
「自分たちが使いたいから」「こういうのがあれば便利になると思うから」といった、独りよがりなアイデアでは成功しません。

ユーザーに使い続けてもらって始めてサービスの価値が出てくるので、どれだけ市場ニーズがあるのか把握に努める必要があります。

Saasで失敗しないコツ

ではSaasで失敗しないためにはどうしたらいいのでしょう?
ここからはSaasを成功に導くためのコツをお伝えします。

事前調査

Saas開発に着手する前に、市場にニーズがあるのか事前調査します。
「インターネットで検索」「自分の勘」だけに頼らず、できるだけ現場の人の声を集めましょう。

現場の人へのアプローチが難しければ、知人を辿って紹介してもらったり、対象とする方が参加しそうなイベントに参加して繋がったり、直接問い合わせてみたりしてみましょう。
アプローチができればSaasの機能などを話し、実際に使いたいと思ってもらえるかどうか、どれくらいの利用料なら払いたいと思うかなど、市場の反応を確かめます。

あるベンチャー企業は、100個のアイデアを片っ端から市場調査し、
一番反応が良く、成長が見込めるアイデアを選んでSaasを開発したそう。
そのおかげで、今やユニコーンと呼ばれる急成長ベンチャー企業になっています。

それだけ事前調査は大事だということですね。

MVP開発

MVPとはMinimum Valuable Productの略で、必要最低限の機能に絞った製品を指します。

Saas開発で失敗しやすいのは、「機能を盛り込みすぎる」こと。
あれもこれも機能を盛り込みすぎると、開発コストもかかりますし、どこを強みにしているサービスなのかがわかりにくくなります。

「どの機能さえあれば、Saasとして成り立つか、他サービスと差別化できるか」をしっかり吟味して、
MVPに絞った開発を心がけましょう。

「この機能はMVPを満たしているのか?」を検証してみたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください!

疑似マーケティング

市場調査のアプローチが難しい場合、疑似マーケティングを行う方法もあります。

製品紹介のホームページを用意し、事前予約フォームを設置。
広告やプレスリリースなどを配信し、どれほど予約 があったか(市場の反応があったか)を測り、
サービス開発を行うかどうかの判断材料として利用する方法です。

ホームページや広告を出すコストはかかりますが、
一度作り始めたサービスを、市場のニーズに合わせるために根本から作り直すコストと比べると安価になります。

詳しくは以下の記事が参考になります。

 

まとめ

Saasで失敗しないためのコツ、いかがでしょうか?

「独りよがりのSaasになっていないかどうか?」「市場のニーズとマッチした成長見込みがあるか?」をきちんと把握し、
Saasを失敗させないようにしましょう!

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