起業コラム
2020.03.19
SNS
インスタグラムマーケティングの3つの特徴とは?
こんにちは!
スタートアップカフェ大阪の工藤柊です。
さて今回は、SNSの中でも特に若者の利用率が高いインスタグラムのマーケティングについてです!
これからインスタグラムを始める人でもわかりやすいように、インスタグラムの特徴から運用のコツまでお伝えしていきます。
こちらの記事ではもう少しテクニック的な側面からインスタグラム運用を取り上げているので合わせてご覧ください。
インスタグラムとは
インスタグラム(Instagram)とは、若い世代を中心に利用されているSNSです。スマホで撮影した写真や動画を加工して投稿することで、ユーザー同士でコミュニケーションを取ることができます。
インスタグラムの名前の由来は、Instant telegramの略で、直訳すると「すぐにできる電報」という意味です。
つまり、インスタグラムはスマホで撮った写真や動画をすぐに電報のように投稿することができるアプリとして始まりました。
また、2012年に同じ大手SNSであるFacebookが約10億ドルでインスタグラムを買収したことも有名な話です。これによって、今ではフェイスブックとインスタグラムの連携は密接なものになっています。
インスタグラムの3つの特徴
代表的なSNSには、インスタグラムの他にもツイッターやフェイスブックなどがあります。
インスタグラムを運用していくためには、これらのSNSの中でインスタグラムにどのような特徴があるのかを知っておくことが重要です。
インスタグラムと他の代表的なSNSとの大きな違いは「年齢層」「投稿形式」「拡散性」の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
若者中心の年齢層
インスタグラムの最大の特徴は、10〜20代の若者中心のSNSということです。
2018年データでは、日本人の10代の56%、20代の43%が利用しています。また、2010年から利用が開始されているアメリカにおいては、20代のおよそ69%に利用されているように「若者のSNSと言えばインスタグラム」という認識が広がっています。
このように、10代20代の若者が利用する中で「インスタ映え」の文化が普及し、タピオカブームなどの社会的な現象がインスタグラムから発生することも珍しくありません。最近では、カフェ等の飲食店やファッションブランドなどがインスタグラムで認知拡大を狙う動きが多く見られています。
画像・動画がメイン
インスタグラムが他のSNSと機能的に最も違うのが、投稿に画像もしくは動画が必須という点です。ツイッターやフェイスブックなどには、文章だけの投稿も多くある中、インスタグラムのタイムライン(新着投稿)には画像が並んでおり、本文を全て読むには[もっと見る]ボタンをワンタップしないといけないほど、画像・動画に特化したSNSアプリと言えます。
これによって、写真や動画から視覚的な情報を得ることができるため、一眼で友人や知人の投稿を気軽に楽しむことができ、これが若者に普及した理由の一つでもあります。
またインスタグラムが普及したことで、観光地には様々なフォトスポットが準備されたり、飲食店がフォトジェニックなメニューを提供したりと、今やインスタグラムは若者だけではなく企業や事業者にとっても無視できない存在です。
拡散性が低い
インスタグラムを運営する上で知っておくべき最後の特徴が、拡散性の低さです。
ツイッターではリツイート機能、フェイスブックではシェア機能などを使うことで、自分が気に入った投稿を友人やフォロワーにシェアすることができますが、インスタグラムにはその機能が搭載されていません。
そのため、インスタグラムでは、いわゆるバズ(爆発的に拡散され)ることは珍しく、運用には地道な努力が不可欠となります。
ただし、最近ではストーリーズ機能を利用して、他ユーザーの投稿やストーリーズをシェアすることができるようになりました。このストーリーズへのシェア機能を考慮しても、他のSNSよりも拡散性はやはり低いと言えるでしょう。
以上、インスタグラムと他のSNSの違いを「利用者層」「投稿形式」「拡散性」の3つの観点から解説しました。
最後に1枚の画像でおさらいしておきましょう。
インスタグラムを運用するメリット
数あるSNSの中でインスタグラムを選ぶ理由は様々ですが、ここでは大きな3つのメリットを解説していきます。インスタグラム運用を始める前に、必ずこれらのメリットを確認し、本当にインスタグラムが適切かどうかを見極めましょう。
若者へのアプローチ
まず第一に、インスタグラムを運用することで「若者へのアプローチ」が可能です。
インスタグラムを運用する目的が若者向けのサービスの認知拡大であれば、適切な選択だと言えます。しかし、例えば30代をターゲットとした婚活サービスなどの場合はインスタグラムではなくフェイスブックを運用する方が効果的であるのではないでしょうか。
魅力的な写真・動画との相性
魅力的な写真や動画が投稿はインスタグラムとの相性は良好のため、大きなメリットとなります。
例えば、食事や動物などは文章よりも写真や動画の方が魅力が伝わりやすいため、画像が大きくタイムラインに表示されるインスタグラムで人気が出やすいテーマです。
他にも、最近ではイラストや漫画をインスタグラムに投稿して、多くのフォロワーを集めるイラストグラマーが登場しています。
商品の紹介・販売が可能
インスタグラムの最後のメリットは、サービス内で商品の紹介や販売ができることです。
ビジネスアカウントの登録を行うことで、インスタグラムへ投稿した画像をユーザーがタップし、ショップページへ移動することができます。この機能によって、写真や動画で商品の魅力を伝え、そのままスムーズに購入にまでつなげることが可能です。
以上、インスタグラムを運用する3つのメリットでした。最後に、画像でおさらいしておきましょう。
インスタグラムマーケティングのコツ
インスタグラムを運用するメリットがわかったところで、マーケティングのコツを4つ解説していきましょう。
フォロワーを増やすためには、むやみやたらに投稿をしていてはいけません。コツを押さえて、情報を届けたい人にしっかりと届けられるようになりましょう。
ターゲットを決める
まず重要なことは、どんな人に情報を届けたいかを考え「ターゲットを決める」ことです。
既に商品やサービスがある場合は、同じターゲット層を設定して運用するのがいいでしょう。
「まだ商品やサービスはないけど発信をしたい」という人は、どんな人に自分の価値を届けたいのかを想像して設定するのがおすすめです。
ターゲットを決めるために、まずは以下の項目を埋めてみましょう。
・性別 ・年齢層 ・職業 ・居住エリア ・趣味 |
投稿へのタグ付け
ターゲットを決めたら、次はその人たちに投稿を見つけてもらえるように、効果的なタグ付けを行いましょう。
フォロワーを増やす工夫で重要なのは「ハッシュタグを多用」することです。インスタグラムは拡散性が低いため、自分で情報を拾うハッシュタグ検索からの流入が多くなります。
ハッシュタグは、一つの投稿に最大30個まで付けることが可能です。まずは、ターゲットがよく見ている投稿や自分の投稿に似た投稿を分析し、どのようなハッシュタグが付いているのかを研究しましょう。
傾向がわかったら、20個ほどのハッシュタグを固定で設定しておき、コピペできるようにテンプレートを作っておくことをお勧めします。残りの10個ほどは各投稿ごとにアレンジを加え、いつもと違う流入を狙うことができます。
魅力的なプロフィール
ハッシュタグからアカウントページに流入しても、フォローしてもらえなければ数字には残りません。そこで重要なことが「魅力的なプロフィール」を設定しておくことです。
魅力的なプロフィールとは、絵文字を多用しているものでも凄い実績を示すことでもなく、プロフィールを読んだ人が「フォローしたい」と思うものです。
フォローしたくなるプロフィールの特徴は様々ですが、ここでは3つを紹介しておきます。
・アカウントの魅力を端的に表している ・どんな人に見てほしいか明記している ・どんな投稿をしているか明記している |
インサイトで改善
今回紹介したもの以外にも、もちろんインスタグラム運用のコツは多くあります。しかし、それぞれの投稿やフォロワーの特徴によって、その運用方法は様々です。
そこで、インスタグラムを運用する上で最も重要なことは「インサイトで改善」することです。
インスタグラムは、ビジネスアカウントにすることで、インサイト(insights)機能が追加されます。これによって、フォロワーの属性や投稿のインプレッション等を確認することができます。
インサイトを確認して「どの投稿が人気(インプレッション数・保存数)が高いかどうか」「フォロワーがターゲット層と一致しているか(もし一致していなければそれはなぜか)」を分析し、改善を繰り返していくことでより効率的に、インスタグラムの運用を行うことができるでしょう。
以上、インスタグラム運用のコツを4つまとめました。最後に、画像でおさらいしておきましょう。
インスタグラムマーケティングのまとめ
今回の記事では、インスタグラムの基礎からマーケティングまでをまとめました。
若者へのアプローチや商品の販売ができるインスタグラムを運用し、ハッシュタグやプロフィールを工夫してファンを増やしていくことができます。
そして、運営しながらもインサイトを確認し、常に改善を繰り返していけばインスタグラムマーケティングを極めましょう!
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