わかりやすく解説!プログラミング言語の違い | スタートアップカフェ大阪

起業コラム

2020.03.19

プログラミング

わかりやすく解説!プログラミング言語の違い

こんにちは!
スタートアップカフェ大阪の小谷 爽です

突然ですが、プログラミング言語っていくつあると思いますか?(答えは下の方にあります)

ちなみに世界中で人が話している言語の数は、7,117言語あるそうです
[出典] https://www.ethnologue.com/

 

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プログラミング言語の数

厳密にプログラミング言語を区別するのは難しく、小規模の言語までは拾いきれません。

そこで、独自のルールでプログラミング言語として定義しているTIOBEのカウント方法が信頼できるとされています。
以下の条件に当てはまるもののみ、プログラミング言語としてカウントするそうです。

  1. 独立したWikipediaページが存在している = 十分な知名度がある
  2. コンピューターが処理可能である
  3. Google検索で5,000以上の参照先がある = 参照が十分である
[出典] https://techracho.bpsinc.jp/oasist/2018_12_24/65739

それによると、世界中にあるプログラミング言語は250言語 あるそうです
[出典] https://www.tiobe.com/tiobe-index/

なぜプログラミング言語は複数あるのか

なぜプログラミング言語が複数あるのか、疑問に感じたことはありませんか?

それは、用途によって使い分けるためなんですね。

どういうものを作りたいかから逆算し、各言語の特性などを踏まえながら、適切な言語を選択していくという流れになります。

ではどのような分類があるのかから見てみましょう!

プログラミング言語の種類

250種類もあるプログラミング言語ですが、大きく分けると以下のような区分になります。

  • 組み込み系言語
  • ソフトウェア系言語
  • ウェブ系言語
  • アプリ系言語
  • その他(機械学習系、IoT系など)

ただし、2つ以上の区分に属する言語もあるため、正確な区分はできません。

組み込み系言語

組み込み系言語とは、機械に組み込まれているコンピュータを動かすために使う言語になります。

例えば、冷蔵庫、テレビ、自動車、スマートフォン、パソコン、ドローン…などで使用されていますね。

主な言語は以下のようなものです。

C、C++、Java、Microsoft Visual C++、Microsoft Visual Basic、C#、COBOL、BASIC、Pascal など

ソフトウェア系言語

ソフトウェア系言語とは、OS上で起動するソフトウェアを動かすために使う言語になります。

例えば、WindowsやMac上で起動するExcel、Word、Powerpointといったソフトウェアや、Internet Explorer、Google Chromeなどのブラウザ…などで使用されていますね。

主な言語は以下のようなものです。

C、C++、C#、Java、Microsoft Visual Basic など

ウェブ系言語

ウェブ系言語とは、ブラウザを通してアクセスするページを動作させるために使う言語になります。

例えば、ホームページやウェブサービス、SNS…などで使用されていますね。

主な言語は以下のようなものです。

HTML、CSS、JavaScript、PHP、Ruby、Ruby on Rails、Python、Go、Scala、Perl など

アプリ系言語

アプリ系言語とは、スマートフォンやタブレット上で起動するアプリを動作させるために使う言語になります。

App Store や Google Play Store などに公開されているアプリが当てはまりますね。

主な言語は以下のようなものです。

Swift、Java、Objective-C、Kotolin、JavaScript、React、React Native など

その他(機械学習系、IoT系など)

最後に、機械学習やIoTに使われている言語もあります。

主な言語は以下のようなものです。

機械学習系 … Python、C、C++、JavaScript、R、Julia など

IoT系 … Python、C、Java など

VR・AR系 … Unity、C#、BluePrint など

どの言語を使用するかは、言語の特性で判断

これからITサービスを作りたい!プログラミングを学びたい!となったとき、どの言語を選べばいいのでしょう?
ポイントとしては、言語の特性で判断します。

たとえば、WEBシステムを作りたいときに、開発する言語をPHPとRuby on Rails どちらかの言語に絞りたいとします。
その場合、それぞれの言語の特性を書き出してみます。

仮の条件

  • あるWEBシステムを短納期で作成して欲しい
  • 個人情報は使用しないので、セキュリティはそこまで重要視しない

PHP

  • 世界中で使われている歴史の長い言語なので、資料や知見が豊富
  • 昔から脆弱性があると言われており、セキュリティ面での不安がある

Ruby on Rails

  • フレームワーク(予め決まった枠組み)があるので、開発スピードが早い
  • スケーリングが不得意なので、継ぎ足しが発生するシステムには向いていない

今回はWEBシステムの納期が短いので、開発スピードが短縮できるRuby on Railsで開発しよう!という流れになるわけです。

スタートアップカフェ大阪では、起業相談を承っています

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上の記事では事例として取り上げていませんが、IT関係のスタートアップに関する相談も受け付けています。

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